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TrueViewインストリーム広告とは?その特徴 課金条件に関する視聴の定義、ターゲティングを解説

#広告コラム

最終更新日:2021年09月27日

『TrueViewインストリーム広告』とは、YouTubeに設けられている広告手法の1つです。
YouTubeで動画を視聴する時に、本編が表示される前や途中にスキップ可能な動画広告を
配信できます。

近年では、高速・大容量通信が可能となった第5世代移動通信システム「5G」といった
通信技術の向上だけでなく、有名ユーチューバーの台頭や有名芸能人の
YouTube進出といった潮流からも注目を集め、
その利用者数は、全世界で20億人以上にも上り、総務省の調査(※1)では国内全世代の
72.9%がYouTube等の動画共有サービスを利用したことがあるといった調査結果があります。

また、動画広告の市場規模(※2)は、2019年時点で2,592億円に達しており、
2023年には5,065億円に達すると推察されています。
特に「インストリーム広告」は、動画広告の中で
最も高い成長率を見込まれている広告手法で2019年~2023年の4年間で
2倍以上の市場規模への成長する見通しとなっています。

※1総務省 令和元年版情報通信白書より
※2株式会社サイバーエージェント動画広告市場推計・予測(広告商品別)[2018年-2023年]より

ここでは動画広告の中でもで注目を集めている
「TrueViewインストリーム広告」について徹底解説させて頂きます。

TrueViewインストリーム広告とは

 

『TrueViewインストリーム広告』とは、YouTubeで流れる
動画の前後(ミッドロール/ポストロール)や途中(ミッドロール)に
表示される広告になり、動画広告を視聴した方に対して課金されるため、
サービス・商品への理解と行動変容を促すために利用されております。

動画の0~30秒が「表示回数」としてカウントされ、5秒以上の再生でスキップボタンが表示されます。
スキップボタンをクリックするとユーザーは広告をスキップできます。
30秒以上再生された場合は、「視聴回数」としてもカウントされます。
また、クリックされた場合は再生時間に問わず「視聴回数」にカウントされます。
(スキップボタンをクリックされた場合は「視聴回数」にカウントされず、30秒未満の広告であれば、
最後まで再生されたときに「視聴回数」とカウントされます。)

・動画広告の再生から広告料金の発生までの流れ

『TrueViewインストリーム広告』には「スキップ可能な広告」と
「スキップ不可な広告」の2種類があり、それぞれに形式が異なる特徴があります。

スキップ可能な広告

5秒以上広告が再生されると、動画の右下に「スキップボタン」が表示されます。
料金体系は「視聴課金(CPV)」と「クリック課金」の
2通りとなっており、下記の場合に広告料金が発生します。

1)「視聴回数」とカウントされた場合
2)再生中にリンクがクリックされた場合

ユーザーにとって関心の高いコンテンツである場合や、
本編との親和性が高い広告でなければ、広告の離脱率が高くなります。

スキップ不可な広告

スキップのできない15秒以下の動画広告を配信できます。
目標インプレッション単価制に基づいて、インプレッション数に応じた広告料金が発生します。

ユーザーに最後まで広告を視聴されやすいといった特徴がある一方で、
強制的に動画を視聴させるため、ユーザーが広告にストレスを感じたり、
ブランドイメージが低下する恐れがあるといった特徴も併せてもっています。

TVCMのように広く動画を視聴させることができるといった特性から、
主に「s-ビス・ブランド認知の拡大」を重視したキャンペーンに利用されています。

TrueViewインストリーム広告のメリット・デメリット

ここではメリットとデメリットを解説させて頂きます。

TrueViewインストリーム広告のメリット

商材のイメージが共有されやすい

動画広告は、「文字」「音声」「映像」と発信できる情報の量が多く、五感に訴えながら
商材のイメージを感覚的に共有することでその認知や理解度を深めることができます。
広告が再生されて、すぐにサイトへのリンクが表示されるので
関心の高いユーザーをLPやWEBページへ送客し、そのまま購入や問合せなどといった
ユーザーのアクションを引き出すこともできます。

余分な広告費が発生しにくい

広告動画にスキップボタンが表示されるので広告に関心が薄いユーザーが
自主的に広告をスキップし、余分な広告費の計上を少なくすることができます。
商材に関心があるユーザーや関心が生まれたユーザーが
じっくりと動画を視聴されやすくなるため、高い広告効果を期待できます。

TrueViewインストリーム広告のデメリット

クリエイティブを工夫する必要がある

TrueViewインストリーム広告は5秒ほどでスキップボタンが表示される仕様になっているため、
関心の高いユーザーに絞り込まれやすいといった特徴がありますが、
より長く広告を視聴してもらうための工夫が必要になります。
また、相性のよいユーザーへ広告を配信してもクリエイティブに魅力がなければ、
スキップされやすくなるのでユーザーがスキップボタンを
クリックする前にユーザーの好奇心を刺激しておく必要があり、
短時間でユーザーを引きつける構成に仕上げる必要があります。

動画の制作コストがかかる

TrueViewインストリーム広告では、
短時間でユーザーの関心が集まる構成に仕上げる必要があるので、
TVCMといった他のプロモーションで利用したクリエイティブを流用しにくく、
TrueViewインストリーム広告で活用するクリエイティブを新たに作成する必要があります。
そのため、広告費とは別に一定以上のクオリティのクリエイティブを
制作するためのコストを計上しておかなければなりません。

TrueViewインストリーム広告の視聴率・クリック単価

ここでは、TrueViewインストリーム広告の「視聴率」や「クリック単価」、
それらに関連する指標について解説させて頂きます。

TrueViewインストリーム広告を運用するために必要な指標

表示回数

動画が再生された回数を指し、動画広告がスキップされた数も含みます。
どれくらいの頻度で広告が表示されているか、その目安として利用されます。

視聴回数

ユーザーが動画を30秒以上視聴(※)した回数、もしくは広告に対する
ユーザーのアクションの回数(表示されたリンクへのクリックなど)を
さします。
※30秒未満の動画が再生される場合は、動画の最後まで再生された時

・動画広告の再生から広告料金の発生までの流れ

視聴率

表示された広告がスキップされずに特定のユーザーへ視聴された割合を指し、
「表示回数」に占める「視聴回数」から算出されます。
視聴率を伸ばすためには、スキップボタンが表示されるまでに
ユーザーの関心を高める必要がありますが、いたずらに視聴率を伸ばしても
獲得できる見込み客の確度が下がる恐れがあるため、
動画広告の内容と獲得したいターゲット像にマッチしているか注意する必要があります。

視聴率 = 視聴回数 / 表示回数

クリック率

広告をユーザーが「クリックした回数(クリック数)」と「広告表示回数」に占める割合を指します。
動画広告のパフォーマンスを計る指標として利用されます。

クリック率 = クリック数 / 広告表示回数

平均表示頻度(平均表示回数)

一定期間内にユーザー一人あたりに表示された広告の平均回数を指します。
同一のユーザーへ広告が表示された頻度を計るための指標として利用されます。

平均表示頻度 (平均表示回数)= 一定期間内の広告表示回数 / ユーザー数

ユニークユーザー数

一定期間内に広告が表示されたユーザーの数を指します。
統計モデルに基づいて、同じユーザーへ同じ広告を異なる端末で
表示されたケース等を計測する指標として利用されます。

平均リーチ単価

特定のキャンペーン実施にあたってユニークユーザー1人へ接触した時に生じた広告費をさします。
見込み客一人へ接触するために発生した広告費の平均を計るための指標として利用されます。

平均リーチ単価=接触できたユニークユーザーの数/ キャンペーンで支払った広告費

コンバージョン数

広告を視聴したと見なされたユーザーが起こしたアクション件数をさします。
動画視聴から設定されたアクションへどの程度、移行したかを計測するための指標として利用されます。

ビュースルーコンバージョン数

広告をスキップした(視聴と見なされなかった)ユーザーが
設定したコンバージョンを起こした数を指します。
動画広告の間接的な効果を計るための指標として利用されます。

TrueViewインストリーム広告のクリック単価、料金形態

TrueViewインストリーム広告には、「スキップ可能な広告」と
「スキップ不可の広告」の2種類があり、それぞれ目的が異なるため、
広告の料金体系も異なります。
それぞれの広告料金は下記のときに広告料金が発生します。

スキップ可能な広告(CPV:広告視聴1回あたりのコスト)

【料金形態】

  • 広告動画が30秒以上視聴されたとき
  • 30秒未満の動画広告が最後まで再生されたとき
  • 再生時間に関わらず、表示されたリンクがクリックされるなどと
    広告に対するアクションが生じたとき

【広告単価(相場)】

広告料金は、ターゲットのセグメント内容や広告出稿した商材、
出稿時期などによって異なりますが、
広告単価の相場は「3円~20円ほど」とされています。

スキップ不可の広告(CPM:表示回数 1,000 回あたりに対して入札)

【料金形態】

  • 動画広告が1,000回表示されるた度に費用が発生

【広告単価(相場)】

広告料金は、ターゲットのセグメント内容や広告出稿した商材、
出稿時期などによって異なりますが、
広告単価の相場は「10円~500円ほど」とされています。

TrueViewインストリーム広告 設定方法

それでは、実際にYouTubeで『TrueViewインストリーム広告』を
配信するための手順や操作について解説させて頂きます。

事前準備

『TrueViewインストリーム広告』で実際に広告を配信するためには、
以下の3つを事前に用意しておく必要があります。

  • Googleアカウント
  • 広告素材:広告動画、コンパニオンバナーなど
  • YouTubeチャンネル

『Googleアカウント』を所有されていない方は、
Googleアカウント作成ページを参考にアカウントを作成しましょう。

『広告素材』については、主に実際に配信する「広告動画」と
「コンパニオンバナー」を準備しておきましょう。
「広告動画」は、『TrueViewインストリーム広告』で配信するか、
『バンパー広告』で配信するかなどと広告メニューによって
動画広告の動画の再生時間などの入稿規定が異なるため、
各メニュ-毎の規定に従い広告を配信しましょう。

例)バンパー広告:動画再生時間 6秒以内
動画のアスペクト比が16:9       など

また、『コンパニオンバナー』も準備が必要なメニュ-の1つです。
『コンパニオンバナー』は、YouTubeで動画広告が再生されているときに
動画の右上の部分に表示できるバナーです。

広告動画が配信された後でも、画面遷移されるまで
表示されるので広告を長時間視認させることができます。
この『コンパニオンバナー広告』は、自身で新しいバナーを作成することもでき、
動画素材のサムネイルから自動作成することもできます。
自身で作成される場合は、規定の「150KB以内」「300×60ピクセル」で作成しましょう。
スマホよりPCで表示されることが多い広告メニュ-になります。
スマホの配信を重視される場合は、サイズ比の変換が上手く行かず、
機能しにくい広告となってしまう恐れもあるので、自動作成で設定することをオススメします。

『YouTubeチャンネル』については、実際の画面を交えながら詳しく解説させて頂きます。

チャンネル開設について

はじめにYouTubeへアクセスし、Googleアカウントでログインします。
ログイン後、設定されているアカウントの画像が新しく表示されます。
そちらをクリックし、表示されたメニュ-バーから「チャンネルを作成」をクリックします。

チャンネル解説のための新しい画面が表示されるので「始める」をクリックします。

こちらの画面では、チャンネルのアカウント名や画像を柔軟に変更できるため、
「カスタム名を使う」をオススメします。

 

 

チャンネル名やサムネイル画像を設定し、チャンネルの概要や
WEBサイト/SNSのリンクを入力すると、チャンネルが開設されます。

動画のアップロードについて

動画ファイルの選択

 

チャンネル開設が終わりましたら、次はYouTubeへ動画をアップロードしましょう。
開設したYouTubeチャンネルのページから「動画をアップロード」をクリックし、
アップロードしたい動画のファイルを選びます。

動画の基本データを設定

 

次の画面では、動画のタイトルや説明(概要)、
サムネイルなど動画の基本データを設定します。
「終了画面の追加」や「カードの追加」は
YouTube広告では表示されない項目のため、設定しなくても大丈夫です。

公開スケジュールの設定

 

最後にアップロードした動画を「公開」「限定公開」「非公開」にするか選択します。
一般公開せずに動画広告としてだけで利用する場合は、
『限定公開』を選択すれば、ユーザーが検索しても動画が表示されない仕様になります。

設定後に画面右側に動画のURLが記載されます。
このURLは、動画広告の運用でも利用しますので予めメモお取っておくことをオススメします。

広告の入稿/キャンペーンの作成について

ここから本格的に動画広告の配信やその設定を行います。
はじめに、グーグル広告のページから
画面右上の「ログイン」をクリックし、「キャンペーン」を作成します。

キャンペーンの作成

ログイン後、トップページから『+新しいキャンペーンの作成』をクリックします。

広告の目標を設定

通常の『TrueViewインストリーム広告』や『バンパー広告』を実施される場合は、
「目標を設定せずにキャンペーン」を作成するを選択します。

ただし、『TrueViewアクション広告』や『TrueView リーチ』を実施される場合は、
獲得したいコンバージョンによって広告料金や広告の配信され方が変わるので、
キャンペーンの目的に適った項目を選択しましょう。

キャンペーンの目標設定

『TrueViewアクション広告』を実施する場合は、
見込み客獲得を重視するプロモーションであるため、「販売促進」、「見込み客の獲得」、
「ウェブサイトへのトラフィック」などの広告施策の目標(目的)から最も近いものを選択します。

『TrueViewリーチ』を実施する場合は、認知拡大(ブランディング)を重視する
プロモーションであるため、「ブランド認知度とリーチ」を選択します。

キャンペーンタイプ(広告形式)の指定

キャンペーンタイプの画面では「動画」を選択し、画面下の「続行」をクリックします。

キャンペーンタイプの大項目を選択すると、より具体的な小項目が表示されます。
様々なメニュ-が記載されていますが、実施したいメニュ-が『TrueViewインストリーム広告』や
『バンパー広告』であれば、『カスタム動画キャンペーン』を選択します。

広告キャンペーンの設定

広告計画の設定

ここでキャンペーンを管理するための「キャンペーン名」や
「入札戦略」と広告を配信する「予算と日程」を指定します。
このとき、設定する入札戦略は、
TrueViewインストリーム広告を実施するのであれば「上限広告視聴単価」、
バンパー広告を実施するのであれば「目標インプレッション単価」といったような
キャンペーンの趣旨に適ったものを選択しましょう。

広告ネットワークの指定

ここでは、動画広告のフォーマットや配信先を設定するための項目を設定します。
実施したい広告が『TrueViewディスカバリー広告』であれば
『YouTube検索結果』、『TrueViewインストリーム広告』や
『バンパー広告』を実施したいのであれば『YouTube動画』を選択します。
YouTube以外の動画サイトへ広告を配信するのであれば
『ディスプレイネットワークの動画パートナー』を選択すると、
外部サイトへ動画広告を配信できます。

配信エリアと言語

ここでは、動画広告の配信エリアとそのターゲットの言語を選択します。
「地域」「言語」は国単位での設定になります。
YouTubeは、全世界の膨大なユーザーに利用されているため、
「日本語」を利用するユーザーへ配信されるように設定しましょう。

広告グループ/動画広告の設定

広告キャンペーン名を設定する

次に動画広告を管理するための「グループ名」を設定します。
複数のキャンペーンを管理するための名前を設定しましょう。

ユーザー属性の指定

この項目では、動画広告を配信するターゲットをセグメントを設定し、
効率よく相性のいい見込み客を獲得しやすくします。
詳細なセグメント項目については、次章にて解説させて頂きます。

動画のタグづけ

この項目では、動画広告を表示させやすくするために関連性の高いワードを設定したり、
コンテンツのトピック(傾向:ビジネス、スポーツ、ゲームなど)を設定できます。

入札単価の設定

この画面で「上限広告視聴単価(CPV)」を設定します。
「上限広告視聴単価(CPV)」とは、
1 回あたりの動画広告の視聴に支払う広告費を指します。
「目標インプレッション単価(CPM)」で配信する場合は、
1,000回の広告表示に対しての目標金額を設定します。

広告の配信設定

この画面の入力フォームに配信する動画広告のURLを記入します。

入力後、動画広告のフォーマットを選択します。

最後に、動画広告で表示するリンクや行動を促すフレーズを設定します。
画面遷移を狙うプロモーションであれば、
この2項目を設定することでコンバージョンが獲得しやすくなります。

最後に「キャンペーンの作成」をクリックすれば、
動画広告の配信準備に移行します。
動画の配信にあたり、Googleの広告審査があり、
承認された動画がYouTubeなどで配信されます。
動画広告が配信されているかについては、
管理画面の数値が変化しているか、細めに確認しましょう。

TrueViewインストリーム広告 ターゲティングの設定方法

『TrueViewインストリーム広告』では、
広告出稿した商材やサービスに応じたユーザー属性のセグメントを行うことができます。
ターゲティングを行って、広告を配信することで相性のよいユーザーへ広告が配信されるので
効率の良い広告効果の獲得を期待できます。
その一方でターゲティングしすぎると、
広告を配信できる数が少なくなるので獲得したいターゲットと
広告配信数のバランスを鑑みる必要があります。

「ユーザー属性」から設定できる項目(全4項目)

ここでは、「性別」、「年齢」、「子供の有無」、「世帯収入」といった
大項目からユーザーのターゲティングを設定できます。
配信したいターゲット属性のチェックボックスにチェックを入れましょう。

「オーディエンス」から設定できる項目(7項目)

ここでは、ユーザーの興味関心、
行動履歴などのより細かい項目からターゲットのセグメントできます。
「ユーザーの興味や関心、習慣」「ユーザーが積極的に調べている情報や立てている計画」
「ユーザーがお客様のビジネスを利用した方法」などの項目から細かな選択肢が設けられているので、
よりピンポイントなセグメントが可能となります。

ユーザー属性の属性や関心、習慣

ここで設けられている項目は以下の様になります。
必要な項目のチェックボックスのみにチェックを入れましょう。

「性別」
・女性
・男性
・不明

「年齢」
・18~24才
・25~34才
・35~44才
・45~54才
・55~64才
・65才以上
・不明

「子供の有無」
・子供なし
・子供あり

-0~1歳の乳児
-1~3歳の幼児
-4~5歳の幼稚園児
-6~12歳の小学生
-13~17歳

「配偶者の有無」
・独身
・交際中
・既婚

「教育」
・高校卒
・学士号
・大学院卒
・現役の大学生

「住宅所有状況」
・住宅所有
・賃貸

ユーザーの興味や関心

ここで設けられている項目は以下の様になります。
必要な項目のチェックボックスのみにチェックを入れましょう。

「アフィ二ティカテゴリ」
・スポーツ、フィットネス
・テクノロジー
・ニュース、政治
・フード、ダイニング
・メディア、エンターテイメント
・ライフスタイル、趣味
・乗り物、交通機関
・家庭、園芸
・旅行
・美容、健康
・買い物好き
・銀行、金融
・カスタムアフィニティ カテゴリ
オーディエンスに関連する「興味/関心」、
「URL」、「場所」、「アプリ」を指定できます。

ユーザーが積極的に調べている情報や立てている計画

ここで設けられている項目は以下の様になります。
必要な項目のチェックボックスのみにチェックを入れましょう。

「購買意欲の高いオーディエンス」
・アパレル、アクセサリ
・ギフト、行事
・コンピュータ、周辺機器
・スポーツ、フィットネス
・ソフトウェア
・デートサービス
・ビジネスサービス
・不動産
・家庭、園芸
・家電
・幼児、子供向け製品
・教育
・旅行
・美容商品、サービス
・自転車、乗り物
・通信
・金融サービス

「ライフイベント」
・マイホームの購入
・大学卒
・定年退職
・引越し
・新しいペット
・結婚
・自宅のリフォーム
・起業
・転職

ユーザーがお客様のビジネスを利用した方法

ここで設けられている項目は以下の様になります。
必要な項目のチェックボックスのみにチェックを入れましょう。

「類似ユーザー ターゲティング」
・類似ユーザー

-AdWords optimized list の類似
-All Converters の類似
-All visitors (AdWords) の類似
-All visitors (system-defined) の類似
-企業と判定されたユーザ の類似
など

・ウェブサイトを訪れたユーザー

-すべての訪問者
-コンバージョンに至ったことがあるユーザー
-コンバージョンに至ったすべてのユーザー
-コンバージョンに至らなかったユーザー
-サイトにアクセスしたユーザー
-企業と判定されたユーザー
-商品やサービスのページを閲覧したユーザー
-検索ページにアクセスしたユーザー
など

その他のTrueView広告

『TrueView広告』における主要な広告メニューを紹介させて頂きます。

TrueViewアクション広告

はじめに『TrueViewアクション広告』について紹介させて頂きます。
『TrueViewアクション広告』は、「見込み客獲得」を目的に実施される広告メニューであり、
これまでに紹介した『TrueViewインストリーム広告』より
クリックできる画面(行動を促すフレーズなど)が増えるため、
より多くのコンバージョンを獲得しやすくなる広告メニューです。

広告の料金体系などの基本仕様は同一ですが、大きな違いとして以下の2点が挙げられます。

  1. クリックできる画面(行動を促すフレーズやサイトへのリンクなど)が増える、
    より多くのコンバージョンを獲得しやすくなる
  2. 入札方法にコンバージョン数の最大化や目標CPAを設定できる

「行動を促すフレーズ」にユーザーの起こしてほしい
アクション(資料請求、会員登録、購入など)を明記することで、
ユーザーの意識が集約されやすくなりオンラインでの行動を期待できます。

また、入札戦略に「目標コンバージョン単価制」か
「コンバージョン数の最大化」を設定できるので計画的な広告運用に適しています。

その一方で、「動画視聴」→ 「アクション」と、ユーザーの興味とアクションのための誘引、
動画の内容が全てが紐付いている動画でなければ、コンバージョンの獲得が難しくなるので、
よりクリエイティブへの工夫が必要になりなす。
ユーザーの好奇心を刺激し、特定のアクションを引き出す動画であれば、
自動入札や行動を促すフレーズが上手く機能するので、
より多くのコンバージョン獲得を期待できます。

関連まとめ
TrueViewアクションとは?コンバージョン目的のYouTube広告「TrueViewアクション」についての完全ガイド

 

TrueView リーチ

次に、『TrueView リーチ』について紹介させて頂きます。
『TrueViewアクション広告』は、「見込み客の獲得」を目的に実施される広告メニューでしたが、
『TrueView リーチ』は「商品やサービスの認知向上(ブランディング)」を
目的に実施される広告メニューとなっています。

通常の『TrueViewインストリーム広告』と同様に広告が表示されますが、
大きな違いとしては、以下になります。

他のTrueView広告より配信枠が多いが低く設定されている

通常の『TrueViewインストリーム広告』は、
広告が表示される枠が一部のコンテンツに限定されていますが、
『TrueView リーチ』では、その制限の一部が緩和され、
より多くのユーザーに広告が表示されます。

『TrueView リーチ』の料金体系は、
「CPM(表示回数 1,000回毎に広告費が発生)」で課金される仕組みになっております。

バンパー広告

『バンパー広告』について解説させて頂きます。
『バンパー広告』は、『TrueView リーチ』と同様に商品や
サービスの認知向上(ブランディング)」を目的に実施される広告メニューです。
広告表示も通常の『TrueViewインストリーム広告』と同様に表示されますが、
大きな違いとしては、以下になります。

6秒以内の動画を配信できる」になります。

YouTubeで配信される動画広告の多くは、
再生から5秒経過してからスキップボタンが表示される仕様のため、
『バンパー広告』にはスキップボタンが表示されず、
広告を配信したユーザーの全てに広告を視聴させることができます。

YouTubeで配信される広告は、YouTube内の動画コンテンツを視聴しているユーザーへコンテンツの前後、
その合間に配信されるので、ユーザーへストレスを与えてしまうことがあります。
しかし、『バンパー広告』は短時間の広告が配信されるため、
ユーザーに不快感を与えず、他のメニューと比べて悪印象を抱かれにくくなります。

一方で、短時間の広告であるため、再生時間内にWEBサイトへのクリックされにくく、
広告配信後のリマーケティングリストが蓄積されないので
配信ユーザーへの後追いが難しいといった特徴もあります。

『バンパー広告』の料金体系は、『TrueView リーチ』と同様に
「CPM(表示回数 1,000回毎に広告費が発生)」で課金される仕組みになっております。

種目TrueViewアクションTrueView リーチバンパー
目的見込み客の獲得認知向上/ブランディング認知向上/ブランディング
特徴1行動を促すためのフレーズやWEBページへのリンクなどを追加表示できる他のTrueView広告より配信枠が多い習慣的に広告をスキップするユーザーにもリーチできる
特徴2入札方法にコンバージョン数の最大化や目標CPAを設定できる他のTrueView広告より広告料金が低く設定されている他の広告メニューより悪印象をもたれにくい
料金体系CPA
コンバージョン1件毎の課金
CPM
表示回数 1,000回毎の課金
CPM
表示回数 1,000回毎の課金

 

関連まとめ
バンパー広告とは?成果を上げるために必要なメリットや効果などの知識、入稿規定、設定方法および活用事例を紹介

 

TrueViewディスカバリー

 

YouTube動画内では無く、YouTubeの検索画面や
関連動画の表示画面に広告を配信できます。広告をクリックし、
画面遷移することで広告が視聴されます。
クリック課金による料金形態となっており、
広告をクリックしたタイミングで広告費が課金されます。
ユーザー自ら広告をクリックし、動画を視聴するので
関連情報を積極的に探すユーザーへ広告がリーチします。

その他のYouTube広告

Youtubeにおける予約型広告

YouTubeマストヘッド

YouTubeのトップトップページ、検索ボックス下に広告が表示されます。
オススメの動画や新着動画を通知するトップページに広告が表示されるので
ユーザーの視認性が高く、高い広告接触率を期待できます。

関連まとめ
マストヘッド広告とは?商品認知度を最大化させる広告の特徴やメリット、料金について解説

 

Google Preferred

Googleより認定された人気YouTubeチャンネルを集めたカテゴリの中で広告を配信できます。
YouTube内でアップロードされている過激なコンテンツや
差別的表現が散見される不健全なコンテンツで広告を表示し、
企業ブランドを損なうといったリスクを回避できます。

まとめ

TrueViewインストリーム広告なら
商品を理解してもらい購入へとマインドを変えていくには最適な広告手法になります。
御社の商品・サービスを理解してもらうにはある程度時間を要する場合、
このならTrueViewインストリーム広告、購買を目的とするなら
TrueVieインストリーム広告が最適な広告のひとつになります。
TrueViewインストリーム広告を動画広告を活用するときに、
この内容が少しでもお役に立てればと思います。

 

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