チラシ広告とは、商品・サービスの販促を目的としてチラシを配布する広告手法となります。
チラシ広告は、一般的には認知度アップではなくお問い合わせ獲得のために使われるケースが多いです。
チラシ広告には、ポスティング、新聞オリコミ、同封同梱広告、店内設置、サンプリング、
フリーペーパーへのチラシ挟み込み広告の6つの種類に分けられます。
今回、チラシ広告の種類別に、おすすめサイズと斤量について、各種類における料金に対する
重量制限も含めて解説をさせていただきます。
チラシ広告の6種類とは?
チラシ広告の種類は以下の6種類に分かれます。
ポスティング
マンションや戸建て、オフィスビルに一軒一軒スタッフがポストにチラシやリーフレットを
投函する広告手法となります。政府の統計情報を活用した属性セグメントやエリアセグメントを
行うことができます。
新聞オリコミ
購新聞にチラシを折り込んで一緒に配布される広告手法のことです。新聞を購読する層に
アプローチすることができます。エリアについては細かなセグメントができることが特徴です。
同封同梱広告
同封同梱広告とは、会員誌や通販カタログ誌もしくは購入された商品と一緒に送るチラシ広告となります。
媒体社の顧客層によってターゲットを選ぶことができます。シニア向け通販カタログ誌ならシニア、
看護師向け通販カタログ誌の場合、看護師など、媒体によってターゲットを選ぶことができます。
リーフレット設置
リーフレット設置とは、ドラックストアや病院等の室内にてスタンドにリーフレットを設置できる
広告手法となります。リーフレットを設置できる場所は、カフェ、病院、ドラックストア、美容室、
調剤薬局などさまざまな施設となります。
サンプリング
サンプリングについて、屋内サンプリングと街頭サンプリングに分かれます。屋内サンプリングは
リーフレット設置と同様に、カフェ、ドラックストア、美容室、調剤薬局などになります。
(病院でのサンプリングは難しいです。)
フリーペーパーへのチラシ挟み込み広告
フリーペーパーに対してチラシを折り込む広告手法となります。新聞の購読者は50代後半の中高年から
60代後半のシニア層が多いのに対して、40代後半からシニア層に対してリーチすることができます。
また、戸建てだけにチラシを配布することができ、媒体によってはポスティングよりも安価で実施できます。
チラシ広告の種類ごとの推奨チラシサイズと斤量とは?
チラシ広告の種類毎推奨チラシサイズと斤量は以下になります。
ポスティング
ポスティングの場合、チラシサイズによっては料金が変わってきます。ポスティング業者によって
B5もしくはA4を最低サイズとしているところが殆どとなります。そのため、キャンペーン告知のように
分かりやすい販促内容ならB5をお薦めしますが、多少情報がないと販促内容が伝わりづらい場合、
A4サイズをお薦めいたします。
また、斤量において、だいたい普通紙と厚紙にて料金を分けております。そのため、普通紙の定義は
各ポスティング会社によって変わりますが、だいたい70kgもしくは90kg以下での展開を推奨致します。
新聞折込チラシ
B判での料金設計となっております。B5を最低サイズにして、そこからB4、B3、B2,B1と
料金が変わってきます。新聞オリコミの場合、ほぼB4のチラシが折り込まれているケースがほとんどなので、
B4サイズを推奨させていただきます。
また、斤量については、普通紙と厚紙にて料金が変わるケースが多いのですが、
70kgが一般的な普通紙ですが、オリコミ会社によっては部数を調整すれば90kgでも同一料金で扱って
頂けるケースがございます。そのため、斤量については、70kgもしくは90kgをお薦めいたします。
同封同梱広告
同封同梱広告における推奨チラシサイズは、B3もしくはB4となります。理由として、同封広告の場合、
B3でもB4でも料金が変わらないことが多いためです。ただ、印刷費用が変わりますので、
販促したい商品・サービスによって変わってきます。
リーフレット設置
リーフレット設置の場合、チラシスタンドはA4を三つ巻したサイズ(A4の3分の1サイズ)が多いため、
A4の3分の1サイズもしくはA4チラシサイズを推奨致します。ただ、少ない情報量で告知が出来ない場合、
A4チラシをお薦めいたします。
チラシの斤量につきまして、A4チラシでのプロモーションをお考えの場合、A4チラシを折る分スタンドに
入る量が少なくなるので、普通紙かそれ以下での斤量をお薦めいたします。
他方、A4の3分の1サイズの場合、70kg~90kgをお薦めいたします。この斤量未満の場合、
チラシが掴みづらくなるので、チラシをピックアップされない可能性が出てくるためです。
サンプリング
街頭サンプリングと室内サンプリングにつきまして、推奨サイズと斤量は特にございません。
街頭サンプリングと室内サンプリングの場合、チラシの配布効率が非常に重要となります。
街頭でチラシを見せられた通行人がチラシを受け取るかどうかが非常に重要となります。
そのため、チラシの販促内容にインパクトがあるかどうかという視点と何かサンプルやノベルティーを
付ける必要がございます。特に室内サンプリングはノベルティーなどを付けることが必須な場合が多いです。
理由として、媒体社の顧客にサンプリングしていくため、何か理由がないと配布を進められないからです。
そのため、ノベルティーがあるとサンプリングしやすくなるからです。
ただ、限定クーポンがついていればその限りではございません。
フリーペーパーへのチラシ挟み込み広告
A判とB判サイズでは料金が同じとなります。そのため、販促したい内容の情報量によって
A4もしくはB4のどちらを使うのかを決めればよいです。
斤量につきましても、90kgぐらいまでなら同一料金にて実施できる媒体も多いです。
そのため、70kgもしくは90kgが推奨斤量となります。
まとめ
今回、チラシ広告の種類別に推奨サイズと斤量についてまとめさせて頂きました。
販促内容によってチラシサイズが変わるのは当然なのですが、チラシ種類別に料金を軸とした考え方について
書かせて頂きました。チラシ広告をご活用されるときのご参考にして頂ければ幸いです。