販誌とは、新聞社が発行しており、新聞販売店が毎月の集金時に新聞を購読している方に配布する
無料の情報誌となります。
今回、拡販誌につきまして、フリーペーパーとの違い、その特徴および代表的な拡販誌を
紹介させていただきます。
拡販誌とフリーペーパーの違い
拡販誌とフリーペーパーの違いは、発行母体がどこであるかということです。
拡販誌は新聞社が発行をしている無料情報誌となり、フリーペーパーは新聞社以外の企業が
発行しているものとなります。拡販誌の代表的な発行元として読売新聞、朝日新聞になり、
フリーペーパーとなると中広となります。
拡販誌の特徴
拡販誌は、新聞販売店のスタッフが月に1回の集金時に購読者に配布することがその特徴となります。
他のフリーペーパーと違う特徴が少なくともひとつあります。
その特徴とは、信頼性です。
新聞社が発行しているということで、新聞を毎日購読している読者にとって、
拡販誌は信頼性があると認識しております。そこに掲載される広告は信頼できるという前提で
広告を閲覧されることは非常に効果的です。
最後に、代表的な拡販誌を紹介させていただきます。
拡販誌に出稿する理由
新聞本紙でなく、新聞購読者に配布される媒体「拡販誌」に広告出稿をする理由は
以下となります。
①女性が中心の読者層
新聞本紙はニュース記事が中心となりますので、男性が読まれる傾向にあるのですが、
拡販誌は生活情報誌となり、旅行、グルメ、料理などさまざまな日常生活に関する情報が
掲載されるので女性が読まれる傾向があるためです。
②カラーで出稿しやすい
拡販誌によってはフルカラーが前提となっています。そのため、安価にカラーで
広告出稿できるので、食品や化粧品など色を使うと反響が変わる商材にとって
相性が良いと言えます。
代表的な拡販誌
読売クック・ブック
新聞の集金時に配布されるレシピ本となり、毎月100万部発行されております。首都圏を中心とした
読売新聞購読者、特に主婦にリーチすることができます。サイズはB6サイズと小さいのですが、
表3で40万円(税別)となり、部当たり単価0.4円となり、非常に安い媒体となります。
通販会社が好んで出稿する媒体となるのですが、広告枠数が少ないです。
読売ファミリー
関西エリアの主婦向けの生活情報紙に広告掲載が可能。京都府・滋賀県エリアで毎週水曜日に
約119万部を読売新聞朝刊に折込配布されている媒体となります。
誌面サイズは縦:376mmで横:250mmとなり、タブロイド紙です。読者層は読売新聞購読者となり、
中高年からシニアの主婦層となります。
広告料金は、全域版と地域版(全部で6版)で異なります。全域版として、
1段あたり41万円(税別)となります。
この媒体は、地元の企業、旅行会社、通販企業などのさまざまな会社が出稿しております。
拡販誌のまとめ
新聞社が発行する無料情報誌である拡販誌は、新聞社の信頼性を担保に広告展開ができるので、
反響を獲得するために出稿するだけでなく、ブランディングとして認知度向上のための
出稿先として利用できる媒体となります。